生後2週間の子猫を保護した話

アルテミス

こんにちは、フジカヲルです。

前回はルナとの出会いをお話ししたので、今回はアルテミスとの出会いをお話しようと思います。
今はまだまだ子猫なのでこれからどう成長するのかはわかりませんが……自分のための備忘録も兼ねて。

突然の電話

ルナを保護して1年経った頃、仕事中のオットから電話がかかってきました。

オット
オット

親猫が子猫を置きっぱなしでどっか行ったんやけど、どうしたらいい?

詳しく話を聞くと、オットの会社の敷地内に住み着いているルナの姉妹猫が出産していたようで、2頭いるうちの1頭を放ってどこかへ行ってしまったとのこと。
親が連れ戻しに来るかもしれないからとりあえず様子見してほしい旨を伝えて電話終了。

そして18時頃オットから再度電話が。

オット
オット

仕事終わったけどまだ子猫居るわ。保護した方がいいかな?

普通なら放っておいた方がいいのかもしれない。
ただ春にしてはそこそこ冷え込む日が続いていたし、子猫をもし親猫が迎えに来なかったらと思うと……。
わたしにはGOサインを出す以外の選択肢はありませんでした。

奇しくもこの日はルナを保護した日と同じ4月9日。
単純なわたしは「運命なのかもしれない」と思ってしまったのでした。

そして病院へ

手のひらサイズの子猫と家の下まで帰ってきたオットと一緒に車で一犬猫動物病院さんへ。

ミルクの飲ませ方のコツを教えてもらい、更にはカイロ代わりの点滴バッグを頂きました。
(点滴バッグはレンジでチンして何度でも使用出来るらしいです。知らなかった)
あとは子猫でも使用出来るフロントラインスプレーを散布してもらって診察終了。

エイズ・白血病の検査はもう少し大きくならないと出来ないらしく、1回目のワクチンの時にまとめてしてもらうことに。

このとき生後2週間で体重は200g。
だいたい1日に10gずつぐらい増えていくようにして、生後1ヶ月ぐらいには倍の400gぐらいになるといいらしいです。
あまりにも体重が増えない・減っていくようならまた病院へ来てください、と獣医さん。

ルナの時同様、帰り道に名前決め会議。
ルナと名付けた時から「もし次に猫を保護することがあればアルテミスがいい」と言ってたので、アルテミスに決定しました。
名前決め会議、10秒で終了。

育児開始

ルナを保護したときに使っていた3段ケージを1段にして、点滴バッグをタオルで巻いて、床にもマットを敷いて準備完了。

気になって触ろうとするルナ。
まだ検査終わってないからやめてね。

ケージの上に乗ってメンチ切るルナ。
怖いからやめてね。

この日からわたしもオットも熟睡できない日が2ヶ月続きます。
アルテミスはお腹空いたと鳴かずにずっと寝る子だったので、3~4時間おきに起こしてはミルクをあげてトイレさせていました。

ミルクを作った量・飲んだ量・トイレ・体重は全てノートにメモ。
オットも交代で世話をしてくれるので、何か気になったことも一緒に書いていました。

動物病院から処方されたミルクが切れた時に、同じ銘柄のものがホームセンターになかったので違うものに変えた途端下痢をして結局病院へ行くハメに。
素人判断で銘柄変えるの良くないな……ごめんよアルテミス。

みんなと顔合わせ

1回目のワクチンが終わり、エイズも白血病も陰性だったのでみんなと顔合わせ。
ルナの時ほどではないけれど、今回もキャベツがなかなかうるさかった……。

みんなでコロンコロンのちびっこを見守ってくれています。

ハチはナナとの子どもが産まれた時にナナ以上に育児してくれていたイクメン。
子どもたちの保温をしてあげて、陰部を舐めてトイレをさせてあげて……。
今回も父性が疼いたのか、アルテミスのトイレのお世話をしてくれました。

アルテミスも気分よく転がっていて満更でもない表情。

この頃は小さくてふわふわで本当に可愛かった。
オットもわたしもデレデレで、きっと甘やかしてしまったんでしょうね……

現在

小さくてふわふわなきなこもちのようなアルテミスは、今や喉を鳴らしながら腕を噛んでくるデビルと化しました。

家の中を縦横無尽に走り回って、ルナに喧嘩を売って、キャベツの背中にしがみついて移動して。
更には危ない事をして注意すると「ウナナナーン!」と言い返してくるどころか顔面パンチを食らわせてくる始末。

そのクセ1人で台所に行って寂しくなって大声で人間を呼びつけるし、眠くなるとわたしの指を吸いながら寝るし、ほんとワガママで甘えん坊。
構ってー!って叫んでいる時に無視していると、お布団まで行って嫌がらせでトイレ(大きい方)をしようとするので目が離せません。

去勢すれば落ち着きが出るのか、成長すれば落ち着きが出るのか、はたまたずっと賑やかなままなのかわかりませんが、これから続くアルテミスとの生活を楽しもうと思います。

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